2008年7月13日日曜日

マクロレンズを貸与された

タイ料理屋でクリエイターとの会食前に時間があったので
近くのカメラマンのスタジオを訪ねて
色々とカメラの指導を受けた。

カメラをいじり始めてから30年近く経っている。
仕事柄プロカメラマンと接することは多いのだが
デジタル一眼レフを手に入れるまでは
何となく、何でもいいから・・・撮っていた。

自分の撮りたい対象が定まらなかった。
昔から人物を撮るのは苦手だった。
特に女性を美しく撮るのは下手だった。
これからも下手だと思っている。


大正ロマンか昭和レトロという感じの
古いビルの中にスタジオはある。

自分の撮りたい写真のことや
レンズの事など写真教室に通えば金がかかる。
持つべき者は友人である。

プロカメラマンである友人は
カメラ音痴のボクにでも理解できる言葉を使ってくれる。

以前教わったのは単焦点レンズを使いこなすこと
一歩前に出ること

今日はマクロレンズについて教わった。
実際にマクロレンズをボクのカメラに装着してくれた。
雑誌で見たマクロ撮影に惹かれていたが
本物のマクロレンズに触れるのは始めて・・・

ファインダーを覗いてみた
これがマクロの世界かと認識が変わった。



マクロで普通の(普通って何??) 写真が撮れると言うことも知らなかった。
スタジオに飾ってある彼の作品を撮ってみた。
ここに掲載するのは著作権に引っかかるのだろうね。





楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
マクロレンズの魅力に触れ
その価格の高さにうちひしがれ

帰ろうと腰を上げたときに・・・
持つべき者は良き友人である

「このマクロレンズを貸してあげるから色々撮ってごらん」

意地悪をしたこともある
怒鳴ったこともある
傷つけたこともある
心の中で詫びた。

しかし・・・
持つべき者は優しき友人である。

このレンズが憧れのマクロレンズだ
少し傷が付いているのが歴戦の証

大切に素早くカメラバッグに収めていた
友人の気の変わらないうちに・・・と
急いでスタジオを後にしたのである。



これは以前に勧められた単焦点レンズ
自分が撮りたい物・・と狙うのはこのレンズが多い
まだ極めるまでには至っていない





早速、マクロレンズで試し撮りをはじめた。





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